最終手段を、取っておかずに今すぐやれという話

今、困っていることがあるとします。
誰しも、あると思うんですね。
特に、「会社で困っていること」で考えて頂くと一番身近で、出てきやすいかと思います。
さて、その困っていること、例えば「達成すべきことを達成できていない」とします。
それを、本当は達成すべきだが、6割とか8割しか達成できていない。

その時に、「本当に達成しなければ死んでしまうぐらいの致命的な状況になった場合に、自分は何をやるか?最終手段があるとすれば何をするか?絶対に成果が出る方法があるとすれば何をするか?」
と考えるんです。
例えば営業担当だったら、「今いるお客さんみんなに訪問して、頼み込んで、紹介をお願いする」。
技術担当だったら「残業休日関係なく、勉強会に手当たり次第に自腹で参加してみる」。
担当関係なく、「仕事のできる苦手な先輩に教えを乞う」なんてことは絶対に必要なことです。

さて、そうやって「最終手段、何するか?」を必死で出してみます。
そして、その次に考えるべきことは
「じゃあ、なぜその最終手段を、今、この瞬間に実施していないのか? それって絶対に成果が出ると分かっていることなので、今やるべきことはまさに最終手段のそれである。なぜそれにすぐ取り掛からない?」
という観点で、最終手段を今すぐやってみる、というのが、現状を打開したいと感じている人間に必要なことだと思うのです。

ちなみに私が取るべき最終手段だと思った項目を公開します。
仕事面
・毎日きちんと7時間寝て、仕事に全集中する
・業務自体は6時間できっちり終えて、残り2時間を濃密なコミュニケーションに使う
・先輩に、自分の仕事ぶりのフィードバックをしてもらう(特にネガティブな側面を)
・ランチは15分で終わらして、残り45分は仕事に使う
・毎日10人を褒める(こっそりでも、人伝えでも良い)

プライベート
・自ら連絡を取ってみる。毎日10人にこちらから連絡してみる。
・自分のやりたいことを行動する。〇〇があるから無理、というのは置いておいて、とりあえず行動する時間を先に確保する。
・有給休暇を半日(一日)取って、できた4時間(8時間)で自分のやりたいことをやる
・それらを目いっぱい楽しむ
・エピソードトークをブログに書いて、練り上げる
・興味ある分野のニュースを得る
・読売新聞の「人生案内」の読者投稿を読んで、自分でも回答を書いてみる。